
この記事ではPSplusのゲームカタログラインナップのうち、私がプレイしたおすすめのタイトルを紹介したいと思います!今後もラインナップが増えていくことが期待されるので、今から名作をしっかり押さえておきたいですね。
今回は、インティクリエイツから出ている「白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT」を取り上げます。
ゴリゴリのアクションゲームで、世界観やキャラデザからロックマンX、ロックマンZXシリーズに近い印象を受けました。
これらの作品が好きだという人はハマる可能性大かも!
それでは、詳しく紹介していきます!(ほかの紹介はこちら)
<6月19日追記>
ストーリークリアしましたので、感想をまとめた項目を追加しました。
ちなみに、クリア時間は3時間程度でした。
ストーリー
いつかの未来、どこかの島国。
白き鋼鉄のX公式サイトより
人類の大半が、異能の力”セプティマ”を持つ新人類
“セプティマホルダー”へと進化を遂げた時代。
セプティマを持たない旧人類”マイナーズ”は
人類進化推進機構”スメラギ”によって、
見つかり次第、殺処分される運命にあった。
そんなマイナーズにとっては悪夢のような世界で、
ひそかに語られる都市伝説があった。
それは、希望の歌姫RoRoを伴い、マイナーズのために戦う
白き鋼鉄鎧の戦士”白き鋼鉄のX”の噂―
という、近未来感漂う世界を舞台にしています。

この仁王立ちしているのが主人公のXことアキュラ。そばに浮いている球体がRoRoです。
物語は、このふたりがマイナーズがいるとされる居住区に向かうところから始まります。
ゲームシステム
バトルシーン
まずはゲーム画面をお見せしましょう。

横視点で、キャラクターはドットで描かれています。アキュラの周囲を飛んでいるのは防御装置で、敵の攻撃などからアキュラを守ってくれます。
ステージ中は基本的に敵を倒しながら左から右へ進行。
攻撃手段は、遠距離攻撃のショットかボス固有攻撃を再現した強力なEXウエポン(後述)があります。

さらにアキュラは、左下の銃弾のようなバレットゲージを消費し、ブリッツダッシュを出せます。
ブリッツダッシュは空中を高速移動できるほか、移動中に敵にぶつかると敵をロックオンし、攻撃を必中させるようになる効果があります。
敵のガードを崩せるので強力なうえ、敵にぶつかるとゲージが1つ回復するのでうまく使えば
ダッシュ→敵にぶつかりゲージ回復→攻撃して撃破→ダッシュ→…と爽快感ある立ち回りも可能です。
私のへたくそなプレイで恐縮ですが、雰囲気だけでも感じ取ってもらえるでしょうか。
そしてもう一つ特筆するべきなのは、同じくブリッツゲージを消費して発動する「カゲロウ」でしょう。
なんと、ほとんどの攻撃を自動で回避してくれます。
ゲーム冒頭でRoRoが、「ゲージを保ち続けてれば無敵だね!☆彡(意訳)」と言ってくるのですが、あながち間違いでもありません。保ち続けられればの話ですが。
ちなみに、ゲージは時間で回復するほか、十字キーの↓ボタンを2回押す(初期設定)とマニュアルで充填します。
ちなみにちなみに、ブリッツダッシュでゲージが回復するのは、敵にぶつかった衝撃でエネルギーを装填しているかららしいです。なんとも合理的。
RoRoについて
RoRoはいつもアキュラの周りを飛んでいて、会話やナビゲートをしてくれる癒しキャラですが、攻略面でも大きく貢献してくれます。
まずはSPスキル。アキュラとRoRoでだす必殺技のようなものです。スキル名は「X-ROSS DISASTER」。
RoRoが人型にメタモルフォーゼし、ド派手な攻撃を仕掛けます。

このRoRoは背後に木の葉や炎のようなエフェクトが付き、天女の羽衣のようなものを身にまといます。あれ、今気づきましたが、この風貌と歌姫ということは、七福神の弁天さまをモチーフにしているのかな…?いずれ詳しく調べたいと思います
そしてもう一つは、アキュラをサポートする3つのモード変化です。
私が今のところゲーム中で出会ったのは、
アキュラのHPが0になった時に低確率で発動する「モード・アウェイクニング」。上の画像の形態ですね。
「ソングオブディーヴァ」という技を発動し、アキュラのHPを全回復、ブリッツダッシュのブリッツ消費を0にする強力な支援モードです。
なによりもこの形態になるとBGMが専用ボーカル入り曲に変わるのがうれしい!
プレイヤーの気分も高ぶらせるとは、さすが歌姫って感じですね!

しかし、このモードを使うと、ステージクリア後の評価点が0になってしまうというデメリットもあります。代償というわけです。
このほか、攻撃を当てたり敵を撃破すると溜まる「クードス」が1000を超えると発動する「モード・ディーヴァ」では7曲の歌を歌ってくれます。そして、暴走した姿の「モード・ダークネス」があります。
いずれもかっこかわいい姿ですので、ぜひゲームで見たいですね!
EXウエポン
ロックマン同様、ステージボスを撃破するとそれぞれのボスにちなんだEXウエポンを入手できます。
下の動画はそのうちの一つ、アンカーネクサスを使用しているところです。
発動中は敵と赤い糸で結ばれ、ブリッツダッシュが敵を自動追尾するようになります。
これは中ボス戦ですが、敵が複数いる道中で使うと、その真価を発揮しますね!
ゲームのサイクル
さてさて、ここまでは戦闘メインで紹介してきましたが、今度はそれ以外を見ていきましょう。
まずは、ステージクリア後について。
先ほども少し触れましたが、ステージが終わると評価に移ります。

スコアは主に戦闘中で溜めたクードスの数値によって高くなりますが、ステージ出撃前に決められるルールによってポイント獲得量が変わります。
そのルールとは
・「敵から1回被弾すると溜めたクードスがなくなるがクリア後のボーナス大」
・「3回被弾するとクードスがなくなるがクリア後のボーナス中」
・「被弾してもクードスがなくならない」
の3つです。リスクとリターンをどうとるかですね。
このほか、拠点はストーリー中に出会った少女「コハク」が提供してくれます。


拠点では、アビリティを買ったりミッションを選択したり、会話したりできます。
結構殺伐とした世界なので、和気あいあいとした会話には癒されます。
この拠点を中心に、ミッション出撃→お金を貯める→アビリティを買う→ボスを倒す
といった流れでゲームを進めていくことになります。
まとめ
いかがでしょうか。序盤の流れを中心にまとめてみました。
近未来的なデザインとハイスピードなアクションが魅力的な作品ですね!
自動回避やHP0からの復活もあるなどアクションゲーム初心者もサポートしつつ、ステージ中に1度でも被弾したらスコアダウンというシビアなルールにすることもでき、上級者も自分の腕を試すやりごたえのあるデザインだと思います。
気になった方はPSplusのエクストラ以上でプレイすることができるのですが、ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
Xは「蒼き雷霆ガンヴォルト」の派生作品です。switchではありますが、同作の1,2が一つになったソフトも出ているので、今からでもシリーズを追いやすいですね!
なお、ことし1月には「X2」が発売されています。
クリア後感想
ということで、クリアしました。
上にも書きましたが、クリアまでは3時間程度。かなりさっくりやれますね。
正直、ストーリーはシリーズの本編である「蒼き雷霆ガンヴォルト」をプレイしていないのでわからない部分もありましたが、それでも本作内できれいにまとまっていたと思います。
後半になるにつれ明かされるアキュラやコハク、RoRoのバックボーンは、「ガンヴォルト」をプレイしたいと思わせるのに十分でした。
なかなか攻めたショッキングな描写もあったので、そこは意外でしたね。
ラスボスも結構強かったです。火力が高いので、それまでのボスより回避が重要になりますね。
クリア後は、HPがアップし行動が一部変化した各強化ボスのステージが追加されていました。
残っているやることといえば、お金を集めてカスタマイズを買いそろえることと、ステージに散らばっている隠しアイテムを集めることでしょうか。
プレイしていて残念だったのは、カスタマイズ要素が少なかったことです。
お金を貯めて買うだけというのはなんともあっさりしていますね。
ステータスやEXウエポンの強化、アップグレードなどあればさらに楽しめた気がします。
ただ、逆にそれらの要素がないからこそ、自分の腕を磨くことがスコアにダイレクトに反映されて上達を肌で感じることができる面もありますね。
総合的には、ロックマンエグゼファンの自分としては世界観・キャラデザともに共通点を感じる点が多くハマれました。全キャラかっこいい。アクションが苦手でもスタイリッシュに立ち回れたのはすごくよかったです。
人を選ばずおすすめできる作品といえます!

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