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DiceyDungeons(ダイシ―ダンジョンズ)【レビュー/評価】シンプルながら奥深い!

4.0
Dicey Dungeons

こんにちは!吉郎(@gamenikki0603)です。

switchのセールで超格安で手に入れたDiceyDungeonsが良ゲーだった!ということで、詳しいレビューをお届けします。これまでに10時間プレイした時点での評価です。

まずはこちらの一覧を…

システム★★★★☆
グラフィック★★★☆☆
サウンド★★★★☆
遊びやすさ★★★★☆
特筆点(遊び方の豊富さ)★★★★★
総合点★★★★☆

かなりの高水準です!ちなみに、特筆点はこのゲームのオリジナリティ・強みをいかに発揮できているかということに対する点数です。
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう!

DiceyDungeonsとは

ダイシ―ダンジョンズ1

まずはこのゲームをざっくりと説明していきます。
ジャンルは今はやりの「デッキ構築型ローグライト」といって、5階層あるダンジョンを攻略していく中でランダムに入手する装備品で臨機応変に手札を組み立て戦っていくという遊び方です。

主人公は元は人間ですが、願いをかなえてくれるというダイシ―ダンジョンに挑むためサイコロに姿を変えられています。戦い方も、ターンの初めにサイコロを振って出た目を使って、その数値分のダメージを与えたりする…というもの。

サイコロの出目がダメージに直結するので運ゲーか!?と思うかもしれませんが、目を調節する手段が豊富に用意されています。
また、サイコロを使って効果を発動する装備品には、奇数の時に○○、偶数の時に△△、という風に多様な条件があるため大きい目が出たから強い、小さい目だから弱いということにはなりません。どの目にも、どの装備品にも適した使い方があります。

そしてプレイヤーキャラはそれぞれ能力が違うのが6人、加えてそれぞれの特殊ルールが6通り用意されています。つまり36通りの遊び方があるということ。これは特筆点の項目で詳しく紹介しますが、遊びの幅は同ジャンルの他のゲームと比べても広いです。

システム

昨今は本作のような、デッキ構築型ローグライトがブーム、というかジャンルとして根付いてきたので数多くの作品があります。ゲームとして豪華なグラフィックを必要とせず、テキストとアイディアの比重が大きいため小規模なインディーゲースタジオも手掛けやすいのが特徴です。

良:遊びやすい

このジャンルではシステムが複雑化する作品も多い中、本作は比較的直感的に遊ぶことができるのが長所だと感じます。
戦闘以外ではプレイヤーの知識や判断が必要とされる箇所が少ないため、遊びやすいのです。

たとえばステージ進行。最終ボスまでの各階層で敵と宝箱、店が配置されているのですが、基本的にすべてをさらっていくことが定石で、あえて敵を避けたり、戦う敵の順序を見極めたりする必要性が薄いです。

ダイシ―ダンジョンズ2
判断が必要な場面は少ない


店でも、敵を倒していれば大体ほしいものは買える値段設定になっているため、取捨選択の必要性が最低限。あまり考えすぎて疲れる、といった心配がないのがサクッと遊べて良いところです。

賛否:インフレが少ない

これは良く感じる人も悪く感じる人もいるポイントです。
装備を集めていった結果、ボスを瞬殺できたり、無限ループではめ殺したり…といったワンサイドゲームになることが少ないです。

デッキ構築型ローグライトの金字塔「Slay the Spire」などでは、同様に手札を集めていってうまく相乗効果が発生するものを揃えたときの爆発力はすさまじく、上記のようなこともできてしまいます。このジャンルでは最終的にそうなるようにデザインされているものも多いため、これを期待していると肩透かしを食らいます。

もちろん、ある程度の高火力や高防御力を出して無傷で勝つ、ということは可能ですが、初期デッキから跳ね上がった強さにはなりづらい(私はできていません)です。

逆に、インフレを前提とした高HPの敵などもいないので、シナジーを考慮しすぎずに遊ぶことができます。私はこの点に関して、手軽に楽しめるという観点から好印象を抱いています。

グラフィック

良:温かみのあるキャラクターデザイン

ダイシ―ダンジョンズ3
かわいらしいキャラクター

本作のキャラは貼り絵のような見た目をしており、さながら絵本にでも出てきそうなかわいらしさを持っています。
おかげで負けても心の負担にならず、戦っている最中も過度なプレッシャーを感じません。
ボスたちもユニークな見た目をしているのが多いので、楽しく遊ぶことができます。

サウンド

良:長く聞いても飽きない

サウンドに関して、体系的な知識はなく詳しく分析することはできないのですが、第一印象として「耳ざわりが良いな」と感じました。どうやらジャズを基調としているようですね。

ゲーム内でずーっと聞くことになるBGMだけに、ストレスないし退屈にならない曲ということはとても重要だと思います。

遊びやすさ

良:1プレイが短い

同ジャンルの他の作品に比べると、1プレイにかける時間が短いです。早くて20分程度、長くても40分くらいでボス撃破まで行けるでしょう。もちろん、中断後の再開も可能ですので、隙間時間にサクッと遊ぶことができます。

特筆点

良:遊びの選択肢の多さ

本作では、最初から使える「戦士」の他に手数が多い盗賊や補助ガジェットを作り出せる発明家など合計6キャラを使えます。

それぞれ特色が異なることに加え、「エピソード」が各6つ用意されています。
このエピソードはそれぞれ特殊ルールが設定されていて、装備の効果が変わったり敵の強さが変わったりするため、遊び心地がまるで違います。

ダイシ―ダンジョンズ4
基本ルール意外にも遊び方がある


それに伴い立ち回りも、攻撃重視や防御重視など適応を迫られるため一度遊んだキャラでも違う強みを発見したり、装備のコンボを発見したりと幅広い楽しみ方ができるのがとても楽しいです。
1ソフトでここまで多彩な遊び方ができるのは魅力であり、本作最大の売りでしょう。

総合評価

総じて、このジャンルの中ではかなり遊びやすく、かつ奥深い楽しみ方ができるゲームでした。
デッキ構築のノウハウや立ち回りなどは他のゲームでも生かせる部分も多くあるので、この作品にハマった人は他のデッキ構築型ローグライトに手を出してみてもいいのではないでしょうか。

switch版は11月までセールをやっていて、150円という格安価格で手に入れることができるチャンスです!新たなシナリオやプレイヤーキャラが出てくるDLC2つが入った完全版なので、気になった方はぜひ手に取ってみることをお勧めします!

戦士エピソード1の攻略はこちら エピソード2攻略

本作に使えるswitchプリペイドカードはこちら!


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