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【評価】新・ロロナのアトリエ はじまりの物語~アーランドの錬金術師~/PS3【PSサブスク】

アトリエ

こんにちは!吉郎(@gamenikki0603)です。

ライザのアトリエ3が発売されるということで、ふつふつと興味がわいてきたアトリエシリーズをプレイしようと思い、PSプラスで配信されている「新・ロロナのアトリエ」をクリアしたので感想や評価をまとめます。

シリーズの名前は知っていたものの、かわいい女の子が主人公のキャラゲーくらいにしか思っていなかった私の予想をはるかに上回るゲーム性の高い内容とプレイのしやすさで一気にファンになりました!

古すぎず、新しすぎずのロロナから入ってとても良かったと思います。勧めてくれた友達には感謝。
以下で、各分野について詳しい感想を述べていきます!

※やり込みプレイをしないエンジョイプレーヤーの感想です!ご了承ください。また、ストリーミングのプレイではスクリーンショットを撮影できないため、記事中は公式の画像を引用しています。

惹かれたPVはこちら

良:簡単だけど奥深い錬金システム!

吉郎(牛)
吉郎(牛)

タイトルにも入っている「錬金」が目玉だよね!でも、イマイチ何をするのかわからない…

ロロナのアトリエだけでなく、アトリエシリーズ全体の主軸となっているのが、素材と素材を混ぜ合わせて別のものを作る「錬金」ですよね。

ほかのゲームでは、武器や消費アイテムを作る手段に過ぎない作業ですが、ロロナは錬金を職業とする錬金術師として、アーランド王国で生きていくことになります。

アトリエシリーズ作品それぞれで錬金をする同機は違いますが、ロロナは、自分のアトリエ(錬金術屋)を国に取り壊されないように、3カ月ごとに錬金術で作った品を納めることで成果を認めてもらう、という理由です。

吉郎(牛)
吉郎(牛)

結構追い詰められてるストーリーなんだね!それじゃあ、ひたすら錬金をするの?

実は、ゲームに占める錬金の割合は60%くらいに感じます。というのも、錬金をするための材料を調達する冒険が残りの40%を占めているからです。

冒険の先は森や遺跡など様々ですが、そこで新しい素材を見つけたり、レシピを見つけることで作れるものを増やしていくことになります。

また、ロロナはお金稼ぎのために依頼という形でも品物の納品やモンスター討伐をします。

ロロナは錬金術師なので非力で戦闘には向きませんが、そこは錬金した攻撃アイテムでカバーします。ゲームを進めていくことで作れるアイテムもどんどん増えていくので、戦闘でも活躍できますよ。
一緒に探索・戦闘をしてくれる仲間については後述します。

良:仲間との交流も魅力!

吉郎(牛)
吉郎(牛)

錬金と探索を繰り返していくのはわかったけど、登場するのはロロナだけ?

錬金・探索を通じて操作をするのはロロナだけですが、同行してくれる仲間が7人います。
しかも、ただ参加してくれるだけではなく、友好度に応じてイベントが様々用意されています
さらに各キャラエンドまであるうれしい仕様。私は初回でリオネラエンドになりました。

ちなみに、男女の比率はほぼ半々となっています。

クリア後に解放される追加ストーリーではさらに仲間キャラが2人増え、本編以上ににぎやかな展開に。
錬金だけではない、仲間との交流と絆の深まりも今作の楽しい面の1つです。

良:時間制限がシビアで良いスパイス!

先ほど、3カ月ごとに納品、と言いったことからもわかるように、このゲームには時間の概念があります。それもかなりギチギチの。
錬金をするにも最低1日かかり、探索となると目的地まで片道5日、採取してさらに5日とかはざらです。その中で納品に必要なものを作らないといけないので、時間に追われている感は終始あります

吉郎(牛)
吉郎(牛)

それじゃあ、好きなことができないゲームなの?


そんなことはありません。
課題の品物は基本的に難易度が低く、普通にプレイしていれば余裕をもって達成できるはずです。

一方で、課題の成績で最高を狙おうとしたり、追加の報酬を得るためのサブ的な課題をコンプリートしたりしようとすると、錬金の知識や効率的な素材集めの知識などが必要となり、やりごたえが出てきます。このバランスが絶妙だと思いましたね。

ライトな楽しみ方もシビアな楽しみ方もできる懐の広いゲームです。

良:ストーリーは周回前提で、1周では薄味

追加ストーリー除くクリアまでのプレイ時間ですが、20時間弱でした。
シリーズ初見プレイということもあり、かなり手探りでやってこの時間だったので、他の作品をやったことがある人ならもっとスムーズに進むでしょう。

ですが、まだ見ていないエンドもありますし、倒していない強モンスターもいるので、まだまだ楽しめそうです。決して、やりごたえがないことはありません。むしろ、サクッと1周を終わらせられるので、このくらいのボリュームがうれしいですね。

難:グラフィックは前世代仕様

今作は2009年に発売されたロロナのアトリエを、のちに出たメルルのアトリエの仕様でリメイクし2013年に発売したものです。

もとはもう13年以上前の作品ということで、今の基準からしたらカクついた3Dモデルぎこちない動きに見えることも少なくありません。
戦闘シーンではそういう点が目立つので、気になる人はいると思います。

一方で、会話シーンは立ち絵で展開されるので、繊細なデザインをそのままにキャラたちの様々な表情を見ることができます。

難:処理落ちとフリーズ

フリーズは1回だけ遭遇しました。オートセーブがないこのゲームでは結構致命的で、30分くらいかかる戻し作業が必要になりました。
このゲームをやる際はセーブはこまめに、が鉄則です。

処理落ちは、終盤のあるボスとの戦闘で顕著にみられました。5つくらいの行動パターンのなかで、2つでひどく処理落ちします。プレイに直接支障があるわけではないのですが、テンポが損なわれるのでマイナスポイントですね。

総評:シリーズ入門に最適な遊びやすさと魅力

そんなわけでまとめです。

結論から言うと、これからアトリエをやってみようと思ってる人はぜひプレイしてください!な1作です。

錬金のシステムに癖がなく直感的に遊びやすい一方で奥深さもあり長く楽しめるシステムです。また、一つ一つの動作に時間がかからないので、繰り返しプレイしやすい作りが心掛けられていると思いました。あとひと錬金、あとひと探索…とやめ時を失って気づけば朝だったなんてことも。

ストーリー、キャラ共にシリアスさは薄く、気軽にまったり楽しめるのでやっていて疲れにくいのもうれしいポイントです。癒しゲーですね。

気になった方は、PS4やswitch用にDLCなどが全部入ったDX版や、メルル、トトリ、ロロナのアーランド3部作がまとまった同梱版も発売されているので、そちらをプレイするのも良いですし、PSプラスのストリーミングでサクッと遊ぶのもおすすめです!ストーリーに違いはないハズですので。

ライザ3に向けて、予習をばっちり済ませておきたいですね。
お読みいただきありがとうございました!

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